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2018.09.25

[061] VRとAR

takemitsuan

デザイナー(タケミツアン)と思想家(takeru)が
サブカルチャーについてカジュアルに話します。
Podcastで配信中です。

takeru

主なコンテンツ

  • Occulus Goを買いました

  • VRとARの違い

  • takeruの考えるVRのデメリット

  • ARはなぜ流行らないのか

takeruのあとがき

vrは視覚のハック、arは現実のハックである。

対談中にアツミさんが「vrとarは用途が違う」と言っていたがまさにその通り。全くの別物であり、用途が違う。しかし、だからこそ俺はarがいち早く発展するのを望んでいる。その点をこのあとがきにて補強、再考してみる。

vrは錯覚を利用する技術、
arは現実を拡張する技術である。

また、アツミさんの「機械学習の追いつきが足りてない」という指摘には納得。「普及には娯楽要素も必要」という点にも同意だが、これらの指摘はarの各用途の問題点として振り分けられると考えられる。

arの主な活用法の一つは認識と標識、もう一つは共有。

前者は現実の対象物を認識し、判別・表示するという性質があり、機械学習(ai)との複合技術なのでaiの更なる発展が不可欠。後者は共通の空間にオブジェを設置するというシンプルなシステム故に、活用法を明確かつ愉快なものとして示さなければ利用者は興味を示さない。物事にはラベルが必要である。

vrの懸念、ar技術の盛り上がりを期待する訳。

vrの欠点としてラジオでは手軽さ、快適さの欠如を一番にあげたが、根本的な原因がもう一つあると思っている。それは体験が個にあることだ。vrの更なる普及には視覚とは別に、「他社と共有しているという意識」を持つための感覚(システム)が必要である。体験を共有することが重要視されている現代ではこれができなければ、今以上に普及することはない。

つまり、現段階でvrの体験は個に留まっており、発信、共有、共感の輪が出来てない。個の体験が支持されるには麻薬的満足度が必要だが、完成度もまだそこには至っていない。口コミなどの間接的な伝播も、手軽さ、快適さの欠如が邪魔しているのである。

最初に述べたとおり、arはシステムの根本に共有がある。技術発展から普及まではvrより短い間隔だと予測している。

arは生活を一変させうる。
現代の技術はディスプレイに縛られている。現実をハックするという意味ではプロジェクションマッピングにも近いことが言える。しかし、それさえも投影させる媒体自体が必要であり、柔軟性にかける。また、arもディスプレイを通さなければ見れない世界の話だ。しかし、arの良い点はそうした仮想世界と現実世界の融合である。ディスプレイを通しながらも現実世界とリンクする。arを日本語で表記する場合の「拡張現実」は、まさに現実を、生活を一変させる次世代の技術である。

ラジオ中の引用技術、作品:just a line、セカイカメラ、東のエデン、電脳コイル、ロボティクスノーツ、ソードアート・オンライン オーディナルスケール

アツミのあとがき

今回はVRとARについての話です。
ARについてはtakeruさんが詳しく書いてくれているので、私は主にVRについて。
主に娯楽の体験としての良さを書いていこうと思います。

まず、現状での映像体験の良さについて。
放送でも話している通り”没入感”が挙げられると思います。
以前、映像のストリーミングサービスが盛んな現在でも映画館に行くという文化が廃れないのは、人々がスマホを見ない時間を買っているのではないかという考えを聞いたことがあります。
私がOculus GoでNETFLIXを見るのも同じ感覚で、スマホから入ってくる連絡や、外界の音や風景を全て遮断して映像に没入することで、体験の質が上げているのだと思います。

次に、ゲームの体験・将来的な体験の良さについて。
takeruさんはVRを”錯覚を利用する技術”と書いていますが、私は”非日常を体験させる技術”というもう少しマイルドな認識でいます。
私が購入したOculus Goのゲーム『Land’s End』(スマホゲーム『Monument Valley』を開発したUstwo社のVRゲーム)は、現実にはない世界を旅するというもので、今までテレビ画面を通して俯瞰でしか見られなかったゲームの世界を、主観的に操作することは非常に新鮮で心踊る体験でした。

今後、VR技術の発展によって、よりリアルなコミュニケーションが取れるようになるでしょうし、実際に体験するにはコストがかかりすぎるものや、全員に画一的な体験をさせたい場合など、娯楽以外でもVRの有用性を体感できる日も近いのではないかと思います。

ここまで書いて、あとがきの内容が”リアルで友達と体験を共有したいtakeru”と”現実から逃げて仮想世界に没頭したいアツミ”の対比が見えて少し切ないので、この辺りで…!

そして、録音から公開までだいぶ時間が経ってしまいましたが、私は相変わらずOculus Roomsを試せていません。誰か!!

放送の全編はこちら

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タケミツアン

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Twitterでポエムみたいなものを書いています。
Podcast界の哲学・思想家。
エレキベースを中心にした音楽ブログEat the Bassを運営。月間25万PVを記録。

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