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2017.12.06

[046] デザイナーによるCOMITIA入門 – 後編 – 冊子ができるまで

takemitsuan

デザイナー(タケミツアン)と思想家(takeru)が
サブカルチャーについてカジュアルに話します。
Podcastで配信中です。

takeru

前回の放送『デザイナーによるCOMITIA入門 –前編–』の続きです。

新刊を出すとなったときにどういう流れで進めるの?

一冊が完成するまで約半年を見て、余裕を持ってスケジュールをひくようにしてる。
イベントから逆算して、入稿・修正稿・初稿、・ロットの順番で締め切りを切っていくよ。

まず一ヶ月くらいでプロットが出てきて。
初稿が上がるのがそこから二ヶ月。
そこで、自分が実際のフォーマットに当てはめたものを印刷して、客観的に読んでみる。

その進行だと初稿ができるまで三ヶ月くらいなんだけど、一冊のボリュームってどれくらいなの?

一冊のボリュームは少ないです(笑)
一番新しいのは32ページくらいかな。

なるほど。
そして、初稿が上がってからはどうするの。

お互い入れた赤(気になる部分を)について話し合って、POOOHが可能な部分を修正する。
それと並行して、自分はデザイン周りの制作を始める。

なるほどね。
作品のテーマはPOOOHさんが決めることが多いの?

基本的にはPOOOHに任せてる。
もちろん、あまりにも(完成形が見えないもの)なものに関しては、あらかじめ言うけども(笑)

普段の仕事と違う部分ってなんかある?制限がないこと?

自分は仕事と同じように考えてる。
ただ好きなものをつくれると言うことが大きな違いかな。

そこが違うとだいぶ違うよね。

ただ、自分が納得できるものを作るのは当たり前なんだけど、そこで止まるのは違うなと思っていて……。
手に取る人のことを考えて作りたいなとは思ってる。

毎回二人でやる上でのコンセプトや制限があるというよりは、作品ごとのターゲットやアプローチでデザインは変わっていく感じ?

そうだね。
でも、一番大きな枠の統一感は持たせたいと思っていて……。

その大きな枠って?

ざっくり言うとサークルの雰囲気かな。
毎回コンセプトも内容も違う作品だけど、それらを並べたときに統一感が全くないと、見にきてくれた人が迷ってしまうと思うから。
だから、机の上に置くものであったり、値札や敷布、もっと大枠では当日の我々の服装まで含めて、齟齬がないようにしている。
毎回揉めるけど(笑)

そう言うところまで気をつけてるんだね。でも大事だよね。

お店みたいにしようと思っている部分があって。
雰囲気や空気感でお店を選んだりするじゃん?
全体でそういう雰囲気を作れたらと思っている。
もちろん、そういうことを考えるのが楽しいというのもあると思うんだけど(笑)

もう一個開けっぴろげなこと聞いていい?
本が完成して、一回に何冊くらい印刷するの?

サークルによってまちまちだと思うんだけど……。
いまお願いしている印刷会社(株式会社RED TRAIN)さんは、何冊刷っても値段が変わらないから小ロットで印刷してる。

部数で値段が変わらないっていうのはいいね。
もともと少し割高なんじゃないの?

どうなんだろう……。
印刷もオンデマンドだし。
でもカバーと帯がつけられるのは魅力的。

なるほど。
あんまり在庫は抱えないし、元金もかからないんだね。

イベントで売り切れるごとに在庫を新たに補充する感じ。
ありがたいことに今までは参加する毎に新たに印刷をしてる。

今まで何回くらい参加したの?

前回ので4回目。
その前に二回くらい「文学フリマ」というイベントに参加してる。
いまはCOMITIAだけだね。次回のに参加できるのかは未定だけど。

文学フリマは小説に特化したイベントだよね。
新作の予定はあるの?

今はPOOOHの頭の中にフワッと出来ている段階だと思う(笑)
そういえばtakeruさんも前に出てたよね?

コミケに一回だけ出たことがある。
ただ、当時は福岡に住んでて、参加する目的がコミケに行きたい・東京で遊びたいだった。
そのついでにCD作ろうみたいな感じ(笑)
そこから特に参加はしてないんだけど、何かを作ってみたいという気持ちはある。

banzoku.comでもなんか出そうよ。

そもそもbanzoku.comを始めたきっかけが”二人で何かしよう”だったからモノを作るのもいいよね。
おれも小説書くか!(笑)

ぶつけてきた(笑)

でも本当に文章を書きたいという気持ちがある。
昔はブログを書いてたんだけど最近は全然書いてなくて……インプットがすごい増えてきたからアウトプットしたいな。

なるほど…!じゃあ何かやろうよ。

最後に参加したい人・行ってみたい人に対して何かある?

ではまず参加してみたい人。
とりあえずやってみたらいいと思う。若い人は特に。
自分ぐらいの年齢になると「この歳でこのレベルのものを出すの…?」みたいになっちゃうから(笑)

まず何かをする以外は何も意味がないと思え!ってことだよね。

そうだね。
ただ、前提として自分が納得できるものを作るのは重要で、たとえ一冊も手に取られなかったとしても満足できる段階まで作り込むことが大事だと思う。

そして遊びに行ってみたい人に。
もちろん自分に会いにきてくれるとすごく嬉しいんだけど(笑)
時間があるときはフラッと立ち寄ってぶらぶらするだけで、興味を惹かれるものが絶対に見つかると思う。
ちょっと遠いけど(笑)

それ以外でもさっき話したデザフェスとか東京ゲームショーとか、東京は色々イベントがある。
行ってみると楽しい。
それにしても、やっぱりものづくりって良いね。

楽しいよね。
そして出したいコンテンツがあるけど、デザインに迷っている方はぜひご相談いただけると嬉しいです…!
お待ちしています!

放送の全編はこちら

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takemitsuan

タケミツアン

デザインをしています。
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Twitterでポエムみたいなものを書いています。
Podcast界の哲学・思想家。
エレキベースを中心にした音楽ブログEat the Bassを運営。月間25万PVを記録。

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