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2017.10.23

[037] PodcastのUIとUX -前編- 『Podcastはなぜ流行らないのか?』

takemitsuan

デザイナー(タケミツアン)と思想家(takeru)が
サブカルチャーについてカジュアルに話します。
Podcastで配信中です。

takeru

今日は改めてPodcastについて。
第一回目にPodcastを始める理由について話しましたが、実際に半年以上続けてきて思ったことを話しています。
主にtakeruさんがUI的な使いやすさなど話を、タケミツアンがUX的な範囲の大きめな話しをします。

Podcastは半ばギャンブル!?

そもそもbanzoku.comって、自分がtakeruさんを口説いて始めたんだけど、そもそも半ばギャンブルな形だった訳ですよ。
web系のニュースでPodcastが少しずつ取り上げられてるのを見つけて、この調子でPodcast界隈が盛り上がってきたら、私たちがアーリーアダプター的な立場になれるかと……(笑)

まだサービス自体が発展途上だもんね。
サービスが開始されたのは何年も前だからまだ発展途上なのもどうかと思うけど(笑)

そうなんだよね。
今日は実際にやってみて、流行っていなかった理由が何となくわかってきた気がするから話していこうかなと。

Podcastはなぜ流行っていないのか

Podcastの位置付け

Podcastが流行らない理由を話す前に、Podcastの立ち位置について。
形式上はラジオと似ているんだけど、サービスとしては一般人が発信できるサービスという括りで、Youtubeやツイキャスやブログなどと比較した方がメリット・デメリットが分かりやすい気がする。
なので、上の配信サービスと比較しつつ、サービス全体・視聴者・配信者の側面から、流行らない理由(不満なところ)について話していこうと思う。

01.サービス全体

まず、Podcast業界自体が盛り上がっていない理由なんだけど、一番大きいのは企業が入りづらいからだと思う。
日本でもラジオ放送をPodcastでも配信してる番組はあるけど、Podcastだけで配信している企業の放送はほとんどない。

確かにね。
なんで企業が入ってこないのか…という話になるよね。

Podcast内で広告が出しづらいからだと思う。
言い換えるとマネタイズできないというのがとても大きいと思う。

収益化に繋がらないという話だね。

そうそう。
他のメディアならアドセンスとかアフィリエイトとか手軽な広告があるけど、Podcastだと難しい。
もちろん、ラジオと同じように音声広告は入れられるんだろうけど、今の盛り上がりだと広告を出しても効果が薄い。

それは我々も思うときがあるよね。
Youtubeとかだと個人でも収益化できるもんね。

そして、これはPodcastで一番良くないな部分だと思うんだけど効果測定が出来ない

広告を打ったことでどれくらい効果が出たかということだよね。

それもあるけど、それ以前に番組自体の数値も測れないんだよね。
banzoku.comも何人が聞いてくださっているのかすら分かっていない。

これはWebの広告では致命的で広告を出す際に「◯◯人が聴いているから広告出しませんか?」という話もできない。
そうすると広告を出す企業も広告収益で儲けたい企業も参入しないから、Podcast業界が盛り上がらない……。

Youtubeや他のストリーミングサービスだとリアルタイムで数字が出るもんね。

そうなんだよね。
このマネタイズと効果測定という二点はサービス側の大きな問題だと思う。

02.視聴者

次に視聴者、聴いてくださっている人にとっての良くない点なんだけど、一番大きな問題は配信側とのコミュニケーションが取りづらいことだと思う。
サービス内でコミュニケーションが完結しない。

番組全体の評価をつけたり感想を書いたりはできるけど、他のサービスにあるリアルタイムでの感想や放送毎くらい短いスパンでのコミュニケーションが取れない。
応援しがいがないよね。

banzoku.comでもTwitterのハッシュタグやメールでご意見・ご感想を募集してるけど、すごく手間なことをお願いしているなと思う。

Podcast内で出来るようにしろ!ということだよね?
直結して欲しいよね。

そう。放送ごとに簡単に意見や感想が言える場が欲しい。
さっきも言ったように数値での効果測定が出来ないから、一回ごとの感想はとても参考になる。

Podcastだとリスナーさんも「ながら聞き」が多いから、そもそもコミュニケーションする意義は薄いかもしれないけど、我々にとっては大きいよね。

03.配信者

あくまで他の配信サービスと比べてという話なんだけど、モチベートされづらいよね。

なんのためにやるのかというのが分からなくなりがちだよね。

これはさっきから話している、収益化と効果測定ができないという問題に関係しているんだけど、自分たちが努力の成果が分からないのは、どう頑張ったら良いかが分からなくなるよね。

あと、これは当たり前なんだけど、こちらから発信できる情報が少ない。
ビジュアル的な部分は一切ないんだよね。
それに伴って、他のメディアに比べて運的な要因も少なくなってる気がする。

タイトルと音声しかないもんね。

banzoku.comには、takeruさんというイケメンがいるんだけど……
そこは一切評価されない。

そして、コンテンツ的に仕方がないのだけど予期せぬバズ(拡散)もあまりない。

他のメディアだと一部分を切り取って盛り上がる可能性はあるけど、音声だけだとそれも難しいもんね。

そして参考になる情報が少ない。
これも業界自体が盛り上がっていないし、指針となる効果測定が出来ないから他の人も明確にし辛いからだと思うんだけど……。
私たちは雰囲気でPodcastをやっていると言っても過言ではない(笑)

番組形態もちょいちょい変わってきてるもんね。
この手探りな状態だと、このままで良いのだろうかという不安も大きいよね。

後編『PodcastのUIの不満点とPodcastの良い部分』は近日公開予定!

takemitsuan

タケミツアン

デザインをしています。
お仕事ください。 Website

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takeru

Twitterでポエムみたいなものを書いています。
Podcast界の哲学・思想家。
エレキベースを中心にした音楽ブログEat the Bassを運営。月間25万PVを記録。

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