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2017.09.27

[031] デザイナーと思想家が語るアニメ版「交響詩編エウレカセブン」入門 -前編-

takemitsuan

デザイナー(タケミツアン)と思想家(takeru)が
サブカルチャーについてカジュアルに話します。
Podcastで配信中です。

takeru

今日はアニメ版『交響詩編エウレカセブン』についてです。
先週から公開された劇場版『交響詩編 エウレカセブン ハイレボリューション1』をこれから見に行くんだけど、その前にアニメ版の話をしてテンションをあげていこうかと。

私たちが共通で好きなものなかで上位に入る本作を、映画の前に概要をはじめ、どういったところが面白いのかを、思想家とデザイナーの視点から紹介していこうかと思います。

エウレカセブンの面白さ

エウレカセブンをざっくりと一言で説明すると10年くらい前のロボットアニメ。
結構前の作品です。

アスペクト比も4:3だしね(笑)

ある街で暮らす少年・レントンが、ある日やってきたロボットと船に衝撃を受けて旅たっていち最終的に世界を救うというストーリー。
そしてロボットに乗っていたエウレカとの恋物語……
ロボットという熱い要素もありながら、少年と少女のボーイミーツガール的な要素もあるという……
伝わってる…?(笑)

雰囲気は伝わってる…! 

詳しくはwikipediaで

映画に向けて作品を見なおしてきたんだけど、今見ても超面白い。

エウレカセブンは、今の戦隊モノやプリキュアと同じように日曜日の朝7:00から放送されていたんだよね。
プリキュアは俗にいう大きなお友だちに人気。萌えたい人たちに人気というか……

エウレカセブンはそういう萌えが好きな人以外にも人気があった。
それがなんでかなという話になるんだけど。理由が二つあると思う。

死についての意識と登場人物の成長

なんで朝に放送してしまったのかと思うくらい内容が重いんだよね。

普通に人が死ぬよね。朝から血しぶきが舞う。

そうなんだよね。
そして主人公のレントンが人を殺す意味を意識するというのが特徴的だと思う。

そこね!めちゃくちゃ大事なとこ!
はっきり意識する前から人を殺すことついては暗に示されているんだけど、その後でちゃんと話を掘り下げてる。
他のアニメだと軽く流してしまう場合が多い。

この歳になると死について意識することも増えてくるけど、日曜日の朝に何も知らない子供たちに向けて、このテーマを提示するのは凄いと思った。

エウレカセブンを好きな理由のひとつもそういう部分。
作品を通して、子供だったレントンをはじめ、大人も含めた他の登場人物それぞれに葛藤や苦悩があってそれを乗り越えていく様が描かれている。
そういう全員の成長や変化が分かるところが大好き。

子供はもちろん、大人たちも変わるのがすごいよね。

人種の違いによる恋愛の葛藤と登場人物の多様性

もうひとつの”エウレカセブンが流行った理由”はタケルさんがさっき言っていたボーイミーツガールの部分にあると思ってる。
ネタバレになってしまうんだけど、ヒロインのエウレカが人間じゃないんだよね。
でも好きだから種族は何でもいいやで済まさないで、その種族の違う恋愛についての葛藤がちゃんと描かれているのが凄いと思う。

アニメの世界観自体もしっかりしていて、肌の色の違いからも分かるように色々な人種がいる。
そして軍・民間・ボダラクという三つの団体があって交差していく。
そして、その様々な背景を持った登場人物と出会って対話をすることが、主人公の成長を納得感あるものにしているんだと思う。

この辺りは通年もののアニメだから出来たことかもしれないね。

次回:エウレカセブンの音楽とパッケージデザイン
近日公開予定!

放送ではその他にも、

  • 最終兵器彼女との類似点

  • エウレカセブンAOを見なくていい理由とは

について話しています。

放送の全編はこちら

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タケミツアン

デザインをしています。
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Twitterでポエムみたいなものを書いています。
Podcast界の哲学・思想家。
エレキベースを中心にした音楽ブログEat the Bassを運営。月間25万PVを記録。

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