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2017.04.24

[013] 実写映画『GHOST IN THE SHELL(ゴースト・イン・ザ・シェル)』は本当に失敗作なのか?

takemitsuan

デザイナー(タケミツアン)と思想家(takeru)が
サブカルチャーについてカジュアルに話します。
Podcastで配信中です。

takeru

2017年4月7日に公開された実写版『GHOST IN THE SHELL(ゴースト・イン・ザ・シェル)』。
攻殻機動隊が好きなbanzoku.comの二人が、実際に映画を見た後で感想を話します。
※致命的なネタバレは入っていないです。

まず面白かった?面白くなかった?

自分は面白かった。
けど、エンディングを見ながらtakeruさんは面白くなかっただろうなと思ってた。
以前の放送で喋ってたアニメ版『攻殻機動隊』の面白さは出ていなかったから……

正直、放送をみるまではボロクソに批判しようと思ってたけど……全然良かった!
予告編を見た限りは、ちゃちで絵面も美しくなかったからあまり期待してなかったけど、あれはトレーラーを作っている人が悪いとすら思ってる(笑)

ストーリー自体はそんなに難解じゃなかったね。
アメリカのヒーロー物の世界観に攻殻機動隊のテクスチャを被せた感じだよね。

全く同じことを思った。
すごくアメリカナイズされてて、ハリウッドムービーだったね。
でも映画では人間かロボットかという根本的な問いは残っていたのは良かった。

ストーリーが分かりやすくなった分、原作を知らない人でもSFアクション映画として楽しめる気がした。

そして1時間半の長さで攻殻機動隊の良さを伝えるには、この形はベストに近いと思う。

攻殻機動隊は新しいシリーズが作られるたびに設定が変わるよね。
今回も同様に設定は違うんだけど、崩壊しかねないぎりぎりまで過去の色々なシーンや設定が大量に盛り込まれまくってたね。

他シリーズで使われたシーンの再現度はすごかったよね。ゾンビ映画に近いリスペクトを感じる。

批判されるのは当然みたいな過去作から変わった設定も多かったけど、映画を見ると納得できる設定変更だったよ。

製作陣の攻殻機動隊への思い入れがすごいよね。

監督は攻殻機動隊が大好きなんだなと感じられる映画だった。その愛で一瞬泣きそうになった程!

そしてCGはすごかったね。
CMだと違和感があったのに。

全体的に静かめな話だし暗いシーンも多かったから、派手なシーンが際立って良く見えたのかも知れないね。
CMだと派手なシーンしか切り取らないから逆に違和感を感じたのかも。

話自体も最初にインパクトがあって、話の進め方で盛り上がって、最後は派手な終わりではないけど攻殻機動隊だ……というエンディングだった。

ただ、公安九課に関しては出番が少なかったね……

そうだね。ちゃんと活躍したのは荒巻とバトーくらいだね。
映画という短い尺でストーリーとテーマを明確にするために、哲学的な部分や公安九課をスッパリと削ぎ落とせたのはすごいと思う。

制作側の愛を感じる分、あそこまで削るのは辛かっただろうね……
既存のファンのためには入れたいシーンもいっぱいあっただろうし。

でも、好きなのが分かるから見ている側も理解できるよね。
とても良い映画だった。

Podcastではこの他にも

  • 今までの攻殻機動隊から引き継いだ未来感について

  • 今回の映画で二人が不満だった点

  • ルパート・サンダース監督はトグサがお気に入り?

などを話しています。

放送の全編はこちら

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Twitterでポエムみたいなものを書いています。
Podcast界の哲学・思想家。
エレキベースを中心にした音楽ブログEat the Bassを運営。月間25万PVを記録。

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